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1、姿勢は体調不良の元

姿勢は第一印象を決める重要な要素、 姿勢がいいと「明るい」

「前向き」「信頼できる」といったポジティブな印象を与える

ことができます。 ところが姿勢が悪いと見た目だけではなく、

肩こり、腰痛の原因になったり、 呼吸が浅くなって全身の

血行が悪くなるなど、 健康にさまざまな悪影響を与えてしまい

ます。 悪い姿勢の典型は”猫背”。 猫背とは首が前に突き

出して背中が丸まった姿勢のことです。

2、猫背はいろいろな不調を引き起こします

首は脳と体をつなぐ重要な部位で、 多くの神経や血管が通って

います。 猫背になって首の筋肉が凝ると近くの神経や血管が

圧迫され、 頭への血行が悪くなったりして頭痛になったり、

やる気が出ない、イライラするなど精神的な不調につながる

こともあります。 また、呼吸が浅くなり酸素不足のため代謝が

悪く、酸素や栄養の供給不足になります。 そのため内臓などの

働きが悪くなります。

3、実はあなたも猫背かも?

自分が猫背なのか気になる方は猫背チェックをしてみてください。 

まずは壁を背にして壁の前に立ってください。 壁には頭、背中、

お尻、かかと、の4点をくっ付けてください。

この姿勢を取ったときに、 以下の3点をチェックしてください。 

①壁から頭が離れてしまった

②壁からお尻が離れてしまった

③壁から頭やお尻は離れないが、どちらか離した方が楽

難なく4点がくっ付く方は問題ありませんが、 3つの中でいずれかに

当てはまる方は、 すでに猫背であるか、その予備軍である可能性が高いです。

4、座り姿勢もチェックしましょう

机に長く座っていることが多く、 パソコンを日常的に使用

するデスクワークの方やスマートフォンを長い時間見ること

が多い方などは、 特に座り姿勢に注意が必要です。

①座った時に背を丸めた前傾姿勢になっている

②アゴが胸より特に前に出ている

③肩が前に出る”巻き込み肩”になっている

④スマホやノートパソコンを長時間下向きで見ている

こうした姿勢が”IT猫背”を引き起こします。

5、猫背の改善はまづ筋肉に学習させること

スマホなどを見ていると集中してしまいどうしても猫背になり

がちです。 この時背中や胸の筋肉は猫背の状態で固くなろう

としています。 ここで「まずいな」と気づいたら筋肉を伸び縮み

させることが必要です。 それには背中の筋肉が曲がって伸びて

いるので背中を真直ぐにして縮め、又、胸の筋肉が縮んでいる

ので伸ばすつもりでバンザイの姿勢をとり深呼吸してみましょう。

こういった動作を1時間に1回行い、 背中と胸の筋肉に伸縮を

学習させることが必要です。

6、首を真直ぐにするには

IT猫背にならないためには普段から

うつむいている時間を極力少なくすること

が大切です。 スマホをできるだけ目の高さ

に近づけて、 下向きで首を曲げないよう

にしましょう。 パソコンなどの机に座って

いるときは背筋を真直ぐにして、 目線が

20~30度下を向くようにしましょう。 

そのため椅子やパソコンの高さを調節

しましょう。 姿勢はクセになりがちなので

こまめにチェックして姿勢を正してカッコよくなりましょう。


1、2月は花粉症の季節

例年2月の上旬よりスギやヒノキの花粉が飛び始めて、 

花粉症が始まります。 花粉症は皆さまがご存じのように

アレルギー性鼻炎の一つです。 中でもスギ花粉症患者が

最も多く、 人口の16%およそ2千万人いると言われて

います。

2、花粉症にはだれでもなる可能性があります

これまで花粉症にかかったことがないのに、急に発症した、

という方も多くおられます。 これは毎年花粉を体内に取り

込んでいるうちに、 花粉に抵抗しようとアレルギーを引き

起こすIgE抗体と呼ばれる物質の量が、 その人にとって

アレルギー反応を引き起こす一定の量に達した(感作)ためです。

この反応は生体防御の一つである免疫反応を引き起こして

しまい、 過敏に働いてしまいます。 

3、花粉症は生体防御

IgE抗体が一定量以上に達した感作を一度してしまうと、 

体内に侵入してきた花粉をIgE抗体が異物と 

みなし、 免疫反応を起こして花粉を追い

出そうと攻撃します。つまり、 花粉症は

身体に備わっている生体防御システム

過敏に働くために、 花粉を追い出そうと

くしゃみや鼻水といった症状を起こすのです。

4、花粉を飲んで完治させる方法もあります

多くの方は花粉症は薬を飲んでその季節を凌がれると

思います。 しかし薬が嫌な方もみえます。

そういった方には免疫療法もあります。 アレルギー

の原因になるものを徐々に体内に取り込んで、 抵抗力

をつける方法です。 それには下の2種類があり、 

花粉症を唯一根治できる方法です。

(1)舌下免疫療法;スギ花粉を舌の下に滴下して飲み込む方法

(2)皮下減感作療法;スギ花粉を皮下に注射する方法

どちらも花粉が飛散している時期は治療できないので、 

この季節が終わってからの治療になると思います。

5、花粉症は東洋医学では肺・脾臓・腎臓の機能低下

花粉症は東洋医学では脾臓腎臓の機能が落ちて気虚になり、

発症すると考えられます。 肺は湿邪に侵されると痰が溜まりやすく

なり、 鼻水を引き起こします。 脾臓は冷たい物、甘い物、脂っこい

物の取りすぎで侵されやすい臓器です。 その影響が肺の機能に

悪さをします。 腎臓は水を主る臓器なので、 冷たい飲み物

などで機能が弱くなり腎虚となります。 腎虚が水分の制御を

できなくし、 鼻水、涙に影響し、 また元気を主る臓器でも

あるので頭痛などの体調不良にもつながると考えられます。 

6、鍼灸でも症状を軽減できます

鍼灸では東洋医学の考えに基づき肺、脾臓、腎臓の機能を

回復に関係するツボを刺激することで花粉症の症状を軽減

させることができます。 また、 頭と目の周囲に刺鍼する

ことで、 鼻水や頭痛などの対処療法をして軽減させること

ができます。 

花粉症の薬を飲むのが嫌な方はぜひ試してみてください。

1、冬は高血圧になりやすい

冬は寒さの影響で血圧が大きく変動する季節です。 朝目覚めて

布団から出たとき、 暖房が効いている室内から外へ出たとき、

 急な寒さを感じると、 身体は体温を放出しないように血管が

収縮します。その血管が収縮することにより血圧が上昇して

しまいます。

2、自分の血圧を知っていますか。

高血圧は自覚症状はほとんどないので自分では気づかない人が

多く、 また、健診などで高血圧を指摘されても、 放置する

人が多くいます。 しかし、高血圧をそのまま放置していると

動脈の壁に負担がかかって動脈硬化を促進させ、 その結果

狭心症心筋梗塞などの心疾患、 脳出血脳梗塞などの

脳血管疾患を招くことにつながります。

3、高血圧は血管疾患を起こすだけではありません

高血圧は血管疾患以外に、 血液がたくさん行っている

臓器を犯してしまいます。 血液が多く行っている臓器

のなかで疾患になるリスクが高いのが肝臓腎臓です。 

高血圧が肝硬変や腎不全を起こすことがあります。 

又、それらの疾患がなかったとしても、 最後に発症

するのは認知症です。 高血圧の人は、

認知症発症リスクが正常な人の何倍も高いのです。 

高血圧は放置すると怖い疾患をもたらすので放置してはいけません。

4、高血圧の原因 塩分・肥満・ストレス

高血圧の主な原因としては、 塩分・肥満・ストレスがあげられます。

塩分を摂りすぎると血液中の塩分濃度を下げるために水分が増えます。

その結果として血液量が増加して、 血圧が上がります。

また、 高血圧は肥満の人に多く見られます。 肥満になるとインスリン

の働きが悪くなり、 インスリンが過剰に分泌されます。 インスリンは

本来、 血液中の糖をコントロールする働きをしますが、 同時に交換

神経を刺激するために血圧が上がります。

血圧は自律神経すなわち交感神経と副交感神経で、 そのバランスで

コントロールされています。 ストレスや睡眠不足、 不規則な生活は

自律神経の乱れを招き、 血圧をあげる交感神経が優位になり、 血圧

をあげてしまいます。

5、1日の塩分摂取は7~8gがめやす

食事摂取基準では塩分・男性9g未満、女性7.5gと

していますが、 実際は日本人の平均は11.2gと

オーバーしています。 味付けはできるだけ薄味を心がけ

ましょう。 もし摂りすぎたような感じがしたらウオーキング

など運動をしてください。 ウオーキングでは、 できれば

大股、速足を心がけると身体の大きな筋肉をつかい効率が

よくなります。 ぜひ試してみてください。

また、 ご年配の方には寒暖差や食事など気を付けて

あげてください。

1、秋は夏の疲れをメンテナンスし冬に備える時期

これから寒い冬になっていきますが、 冬は冷えにより体温を外に放出

しないように血管が収縮します。それによって血行不良になり、 

いろいろな症状を発症したり、 お肌にも影響を与えます。 その上、 

空気が乾燥してお肌には良くないことが重なります。 そんな冬を

これから迎えるのに体調面はもちろんのこと、 美容の面でも夏の疲れは

メンテナンスもうお済みでしょうか。

2、夏を過ごした肌はダメージだらけ

今年の夏も猛暑が続きました。 この夏は汗をかくことも多かったのではないでしょうか。

そんな過酷な暑い日を過ごした肌は

多くの問題を抱かえています。お肌

くすみシミが出るのは秋の今頃

と言われています。夏の間に浴びた

紫外線のダメージの蓄積と急激な

温度差によるカサカサ肌が深化して

います。 それが肌のターン

オーバーによって今頃になって

表面にでてきます。

夏を過ごしてからというもの、 どうもお肌の調子がおかしいと感じる方は、 

肌が夏の疲れを引きずったままなのかも知れません。 このお肌を活性化 

させないと、肌老化として進んでしまいます。 

3、お肌のメンテナンスには美容鍼

美容鍼は鍼によって気の流れをよくしたり、 経穴(ツボ)を刺激すること

でお肌を改善していきます。 最近は芸能人が受けてブログに載せたり、

ハリウッドスターなどが受けています。 名古屋ではまだこれから広まる

という感じですが、 すでに東京では多くの方々に広まっています。

4、美容鍼はどんな感じ?

美容鍼で使用される鍼は、 髪の毛よりも細い物を使用します。

鍼は刺すときには若干チクッとしますがその後は刺さっているという

感じはあっても、痛みはほぼ感じないことが多いです。 また鍼に

よって寝るときの自律神経の副交感神経が優位になり、 顔に鍼が

刺さっている間に50%以上の方が思わずうとうと眠ってしまいます。

5、美容鍼の効果

 ①肌の新陳代謝を盛んにする

美容鍼による刺激によって血管が拡張

されて(軸索反射)血行が改善され、 

お肌の細胞を活性化します。その

作用により、お肌の新陳代謝が盛んに

なり、お肌の生まれ変わりのターン

オーバーが活発になります。 その

効果によってシミを改善します。

6、美容鍼の効果②クマやむくみを改善しリフトアップも期待できます

美容鍼は血行をよくすることで目の周囲のうっ血であるクマ

改善します。 またその血行がよくなることで余分な水分を

流すことができるため、 顔のむくみを改善します。 また

刺鍼の刺激により皮膚の細胞が活性化されるのと、 顔の中

で働きの悪かった筋肉がその刺激により活性化しリフト

アップにつながります。

7、体調改善にもアプローチします

東洋医学では基本的に体の体調を整えて美容に効かせるという

考えです。 そのために美容鍼は顔だけではなく血行を

よくするための手や足に刺鍼したり、 免疫力や臓器の調子を

向上させるためお腹や腰回りにも刺鍼します。 それによって

美容鍼を受けていると慢性頭痛がなくなったり、 胃腸が調子

良くなったりします。

返して言うと体調がすぐれないのに顔色だけが

よくなることはあり得ないのです。

1、10月になっても身体がだるい、その症状は秋バテかも

最近、暑さが和らぎ過ごしやすくなるはずの秋になって、

心身の不調を感じる「秋バテ」の人が増えています。

女性の方が男性よりも多いのですが、女性の50.8%が

秋に不調を抱えます。 また、 秋に不調を感じた人の

約9割は夏から継続して不調を抱えています。

2、秋バテの症状

秋バテは暑さが一段落して過ごしやすくなる秋口になっても

身体のだるさ疲労感食欲不振などを抱えている状態で

す。秋バテの主な原因は①高温多湿 ②冷房冷え 

③紫外線 ④胃腸の冷え ⑤寒暖差などあります。

これらが起因して自律神経を不調にさせて秋バテを起こ

してしまいます。

3、秋バテの対策は?

秋バテの対策としては冷えを防ぐため正しく入浴すること

です。 熱いすぎるお湯では、 刺激が強すぎるために

身体の芯まで温まらず、 入浴後に汗をかいて体が冷えて

しまうばかりか、 かえって自律神経のバランスが乱れて

しまいます。 炭酸ガス入りの入浴剤を使うと、 炭酸が

血管を拡張するため、 効率的に血行をよくしてくれます。

4、疲労感はどこから?

過度の仕事や運動、 大量の紫外線、 精神的ダメージや

不眠など、 心身のストレスにより、 活性酸素が大量に

発生します。 活性酸素は、 細菌の攻撃から身体を守る

ために必要な物質ですが、 増えすぎると細胞機能の低下

や組織損傷を引き起こし、 疲労感やパフォーマンス低下

などの症状が起こります。

5、疲れの真犯人は活性酸素

私たちの細胞には血液によって栄養と酸素が運ばれ、 

その栄養を酸素で燃やして、 活動のためのエネルギーを

作っています。 酸素が燃えるときに生じるのが活性酸素

です。 通常は身体に備わる抗酸化力が働きますが、 

活性酸素が過剰になると「酸化ストレス」状態になり、

疲労感がでてきてしまいます。 疲れがたまるとは体内の

活性酸素が増えすぎている状態です

6、お風呂で疲れが取れるのはなぜ?

入浴には次の3つの効果で疲れを取る働きがあります。

①温熱効果

入浴すると身体が温まって血行がよくなり、 体内の老廃

物や疲労物質が排出されやすくなるので、 疲労回復に

つながります。

②水圧によるマッサージ効果

入浴すると身体に水圧がかかり、 静脈の血液やリンパ液

が心臓に戻され、 疲労物質が排出されます。

③浮力によるリラックス効果

身体が浮力に支えられて軽くなるため、 筋肉や関節から

力が抜けて全身の緊張がほぐれて、 疲れを和らげます。

以上のことより、 正しく入浴して疲れを取り、 10月

を楽しく過ごしましょう。

1、9月病って知ってますか?

今まで認知度が高かった5月病ですが、実は9月にも同じような

症状になる方が増加しています。 それを9月病といいます。

その原因として考えられるのが夏休み、お盆休み、夏の暑さ、などが

夏の疲れとして蓄積したまま9月に引き続いていくと言われています。


2、季節の変わり目は体調の変わり目

季節の変わり目でもある9月は体調を崩しやすく、 また夏の疲れも

重なり年配の世代だけではなく、 30代、40代といった世代でも

体調を崩してしまうケースが少なくありません。

体調面では寝つきが悪くなり睡眠不足になる、 頭痛や疲労感、 

腹痛に肩こり、 めまいなどの症状がでたり、 精神面ではイライラ

感や不安感が強くなるといった症状がでてきます。

3、9月の体調不良の原因

近年の夏の暑さは異常といわれるくらいの猛暑です。

夏の猛暑からくる食欲の減退による栄養不足、 そして冷たい物の

食べ過ぎによる胃腸機能の低下、 室内冷房による外気との温度差

起こる体調不良などによることが多く発症してしまいます。

その上、連日の熱帯夜で寝苦しいため睡眠不足も重ねて影響します。

それらの夏の暑さが原因のいわゆる夏バテを起こし、 疲れが取れ 

ないまま9月になり、 9月病を起こしてしまいます。

認識しやすい症状として挙げられるのは睡眠不足胃腸の不調です。

4、睡眠は十分でしょうか

眠れないのも現代の多くの人が抱かえる悩みの一つです。 

よい睡眠を取るためには、 寝ようとする前に頭を覚醒させない

ことです。 覚醒させないためには、 寝る直前に入浴や運動を

しないこと、 寝る数十分前から明かりを落としてゆったり

過ごす、 布団に入ってからスマホなどしない、 などを

心がけるといいです。 また、布団に入っても眠れないときは、

寝ようと努力するとかえって覚醒して眠れないこともあります。 

20分くらいしても眠れないときは寝床から離れて穏やかに

過ごし、 眠くなったら布団に入りましょう。 それと夜寝るためには昼の覚醒が必要です。 

そのため昼はアクティブに活動しましょう。 また、ストレスで眠れないときは寝る直前に

悩みをノートに記入して発散するのも大きな効果があると言われています。 

5、胃腸は元気の源

夏の暑さによる体調不良をその状態で9月を迎えていませんか。 

9月になると暑さも和らぎ過ごしやすくなりますが、 気候の変化に

体がついていけずに体調は不安定になりがちです。 その体調不良の

一番は胃腸の不調です。 胃腸の元気なくして身体の元気はあり得ま

せん。 胃腸は元気の源なのです。 胃腸は食生活以外にも、 スト

レスなど精神的な影響を受けやすい臓器です。 胃腸の不調は肌トラ

ブルや便秘、下痢のほか、 口臭などの原因となるうえ、腸内環境の

悪化は免疫力低下に直結して、 健康に大きく影響します。

6、胃腸の不調を解消しよう

胃腸の不調を解消するには、 よく噛んで食べる、 決まった時間に食事をとる、 胃腸に

やさしい食材を食べる、 これらのことは多くの方がすでに周知の事実なので、 ここでは

解消するためのツボを紹介します。 

ツボにお灸や指で押してみてください。 お灸は千年灸でよいので、 一つのツボに

2~4mm程度ずらしながら3回程行うと効果的です。 また、 お灸の熱いのを

我慢せず、 ボワーとした温かさからピリピリと変わったらすぐに外して結構です。 

ツボ押しで押す際は、3秒かけてゆっくりと押して、 3秒かけてゆっくり離します。 

これを5回繰り返すとよいでしょう。 ツボの大きさは大体100円玉くらいの

大きさなので、あまり位置がずれることに神経質になる必要はありません。

足三里  膝のお皿の下の外側のクボミから指4本下

    胃にも腸にも効果があり不調対策には代表的なツボ

    主に便秘や消化不良の時に効果的です。                     

    全身の血の巡りにも効果をもたらします。

    鍼灸師もよく使います

陽陵泉 膝下の外側に腓骨頭があり、その前下です

    下痢気味、胃酸過多、肝臓・胆のう疾患に効果があります。

中脘  お腹のみぞおちとおへその真ん中

    主に胃に効果的ですが、内臓機能全般の働きを活発にします

内関  手首内側の横じわ中央から指3本分ひじ寄り

    胃のムカつきを和らげ、 心をリラックスさせます

    乗り物酔いにも効果的です

1、夏バテでお肌も不調ではないですか?

暑くて過ごしにくい夏。 暑さだけならまだしも、 ジメジメとムシムシした

いやな湿気のある日本の夏。 いつもなら元気なカラダもこの時期は活動

を控えてエアコンのある部屋に閉じこもり気味になりますよね。 この時期

は”カラダがだるい” ”疲れがとれない” ”ヤル気がでない” 

食欲がない”など、 いわゆる夏バテの症状でお悩みの上、 

お肌の調子もイマイチという方が多くみられます。 

2、夏バテは自律神経の失調から

人のカラダは本来、 いろいろな環境に順応できるような機能を持っています。

暑いところでは血管を広げて熱を放出したり、 発汗作用で気化熱放出により

体温を下げようとしたりして体内の熱上昇を抑えようとします。 

また、寒い所では血管を縮めて熱の放出を防ぎ、 代謝を

高めて熱を産生しています。これを自律神経がコントロール

しているのですが、 夏に暑い外から冷房の効いた室内の

出入りを繰り返すのには素早く追随できません。 そのため

この機能が調整しきれなくなると、 夏バテの症状になって

しまいます。

3、夏バテが肌荒れの原因になります

飲食の面ではこの暑くてジメジメした時期は、 ついつい麺類などの簡単な

食事で済ませ、 冷たい飲み物をたくさん取ったりしてしまいがちです。 この

ことが胃腸に大きな負担をかけ、 免疫力が低下します。 さらに暑くて

ぐっすり眠れないなんていうこともカラダに過酷な追い打ちをかけます。

一般に夏バテは体調を崩すというイメージですが、 お肌に影響するビタミン

ミネラルタンパク質が不足になり、 また免疫力の低下睡眠不足があり、 

よくないことばかり。 さらに冷えた室内に行き来することで温度差に何度も

さらされることで自律神経が失調になり、 肌の保湿がうまくできなくなり

肌荒れの原因になります。

4、夏バテがお肌のターンオーバーを低下させます

夏バテになると自律神経の失調により、 新陳代謝いわゆるターンオーバー

が低下し、 肌バリアも効かなくなり紫外線の影響を受けやすくなります。 

お肌のターンオーバーは古い細胞から新しい細胞に生まれ変わることで、

肌の傷を治したり、 シワがつきにくくなったり、 シミが起きにくくしたり 

します。たとえばお肌のシミはターンオーバーが追い付かなくなるほどの

紫外線を浴びメラニンが過剰に生成して発生してしまいます。

5、夏バテにまずは体に優しく

夏バテには過酷な環境を繰り返すよりも、 まずは体に優しくしなければいけ

ません。 食事では火を使わない料理に目が行ってしまいがちですが、 でき

るだけ火を通した食事、 味噌汁、煮物など暖かいお料理を食べるようにしま

しょう。 また、 飲み物では冷えた飲み物、 キンキンに冷えたビール、炭酸

飲料、ジュースをごくごく飲んでしまいますが、 これらの飲み物は水分補給

にならない上に胃腸の働きを低下させます。 冷たい飲み物ばかりでなく、 

氷なし常温温かい飲み物をとるようにしましょう。

6、代謝をアップさせ夏を乗り切りましょう

自律神経の失調により代謝機能が低下してカラダがだるくなったり、食欲が

なくなったりしますが、 この代謝機能をアップさせるにはクエン酸が最適

です。 このクエン酸は、 疲労物質である乳酸の分解を助けてくれる効果が

あり、 疲労回復に大変効果的、 疲れの予防にも効果をもたらします。 また

カラダに溜まってしまった老廃物を排出してくれるため、 カラダの循環が

スムーズになり、 エネルギー消費もよくなります。 このようにクエン酸が

代謝をアップさせることで、 ターンオーバーが

乱れていた肌や、 老廃物が溜まって荒れていた

肌を正常化されて美肌になるなど、 美容によい

効果をもたらします。 このクエン酸を含む

食材は一般に ”すっぱい食材” です。

 ①梅干し

 ②酢

 ③リンゴ酢、 黒酢、 米酢

 ④酸味のある果物  (レモン、オレンジ、グレープフルーツなど)

1、梅雨時(つゆどき)の湿邪(しつじゃ)

梅雨の季節になると”倦怠感(だるい)・頭痛・腹痛・吐き気・体の冷え・むくみ・

めまい・肩こり腰痛”などの症状が出る方が居られます。

東洋医学ではこの梅雨の季節に発生するこれらの症状の原因を

湿邪によるとしています。 これは体内に停滞した水分が影響しています。

湿度は高くても、 気温があまり上がらない梅雨の時期。 普段と同じように

過ごしていても、 水分代謝は落ちやすくなっています。 特に湿度が高いため

水分が蒸発しにくく、 夏のように気温が高くないため汗もかきにくい時期です。

2、梅雨時の自律神経失調

また、 このような症状を引き起こしているもう一つの原因は気象の変化による自律神経の乱れが

あります。 長く降り続く雨によって、 日照時間が減少したり、 体感温度が変化したりして身体の

様々な器官をコントロールしている自律神経のコントロールが追従しきれなくなったりします。

基本的に日が昇っている日中は活動するための「交感神経」が優位になり、 身体を休めるため

眠りにつく夜はリラックスさせるための「副交感神経」が優位になります。 それに対して梅雨の時期

は日光を浴びることが少なかったり、 湿度により気圧が低くなったりします。 これらの現象が日中

でも身体は副交感神経優位にしようと働きます。 副交感神経は、 身体を休ませる神経なので、

身体はお休みモードになって”だるい”と感じてしまうのです。 また、 低気圧が続くと「ヒスタミン」

という発痛物質の分泌が多くなり、 肩こり、 頭痛を引き起こしてしまいます。

3、湿邪が引き起こす症状

この梅雨時に特に起こる湿邪湿度、低気圧と冷えにより水分の停滞が起因して、

いろいろな症状を引き起こします。 湿邪には”重い”と”停滞”という特徴があり

ます。 そのため、頭や身体が重くなりだるいと感じることがあったり、 水分の

停滞によりむくみを起こしてしまいます。 また、 胃腸の調子を悪くすることも

あり、 食欲不振、消化不良、下痢、便秘”などの症状になることがあります。

4、なんだか気分が沈む梅雨時

人は日光をあびたり、 ウォーキングなどの軽い運動をすることで元気脳には

欠かせないと言われているセロトニンというホルモンを作り出します。 

セロトニンは内臓機能と神経的な部分のコントロールに働きかけます。 神経的な

ところでは気分や感情に働きかけるので精神的な影響をうけます。 

梅雨時には日光をあびる時間が減少しやすく、 また、室内にこもりがちになり

運動も不足してセロトニンの量は減少気味になります。 セロトニンの量が少なく

なると内臓の働きが弱まり体調不良を感じることがあります。 そうすると、 

特に病気ではないのに体調不良となり、 不安感が高まります。 感情にも影響

するホルモンなので精神的な安定は難しくなります。

5、自律神経失調と湿邪の対策とセロトニンを増やすには

自律神経失調の対策には、 昼は起きて活動し、 夜は静かにゆっくりするという

本来のリズムに戻すことが前提になります。 これにより昼は交換神経が優位に

なり、 夜には副交感神経が優位に働き、 本来の自律神経の機能に戻るから

です。 また、 湿邪には身体の冷えが大敵で、 身体が温まれば湿度が高く

低気圧の時でも、 身体から余分な水分は出ていきます。 それからセロトニン

増やすには日光は浴びられなくても、 運動と食事で作り出すことができます

6、対策

以上の対策としてウォーキングをしましょう。 忙しくてウォーキングをする時間が

ない方は、 通勤時や買い物のときなど気づいたときでもよいですが、 歩く

ときに足の大きさまたはその半分程度でもよいので大股で歩いてください

そうすることにより足の下腿三頭筋が働き、 ポンプ運動により水分の停滞を

防ぐことができます。 そんな時間もない方の秘策は”貧乏ゆすり”です。 貧乏

ゆすりといっても、 通常の貧乏ゆすりと少々違い膝を上下に動かすように

すると大股歩きと同じように下腿三頭筋が働きポンプ運動が得られます。 

1日5分もすると結構疲れます。 あまり格好よくないので5分くらい秘かにやると

よいですよ。 

それからもう一つ大事なのが食事です。 冷えの対策とセロトニンを増やすために

ビタミンB1, B2を取るようにしましょう。 B1, B2は糖質をエネルギーに変えて

疲労を回復させ、 またセロトニンを作り出す栄養素になります。

これらの対策で梅雨の季節を心地よく過ごしましょう。

1、春は気候の変動とストレスの季節

春はうららかな気候と、新年度が始まっての高揚感、病気とは無縁のように

思える4月、5月ですが、気候の激しい変動とストレスから来る体調不良を

起こしやすい季節でもあります。 

2、4月はストレスを受けやすい季節

4月は新学期や入社、 新しい住所に住み始めたり、 周囲の新しい人との

ふれ合いが始まったりと、 とかく新しい環境に合うことが多い季節で

あります。 気持ちが高揚感などに満たされ、 充実していて意識はして

いないのかもしれませんが、 これまでとは違う慣れない環境にさらされ

ているうちに、 ストレスを溜め込んでしまうことが多々あります。 

こうしたストレスがいろいろな症状を起こして体調不良に陥ることがあり

ます。 ストレスから胃腸の不調や睡眠障害に陥りやすく、精神的な症状に

つながることもあります。

3、自律神経失調により心身の不調を起こしやすい

もう一つ環境で体調に大きく影響するのが、 気温の高低差が大きいこと

です。 この春は季節の変わり目であり、 季節の変わり目とは寒暖の差が

激しい時期を指していいます。 この寒暖差の激しさのため体調を崩しやすく

自律神経を乱れさせやすくなります。 いわゆる自律神経失調症です。

自律神経には、 日中活動時に働く交感神経と夜間やリラックス時に働く

副交感神経があります。 これら2つの神経は体温、汗の調整、呼吸、心臓と

血管などを調整しています。 2つの神経は環境に合わせて通常バランス

を保っていますが、 激しい寒暖の差により調整しきれずにバランスを

くずして自律神経失調症に至ってしまうことがあります。

自律神経失調症により下記の体調不良を引き起こしてしまいます。

(1)頭痛

(2)肌荒れ

(3)めまい、 耳鳴り

(4)倦怠感、 眠気(睡眠障害)

(5)気分が落ち込む

(6)腹痛

4、4月病・5月病は心身のバランス不調です

これらの体調不良が起因して、 さらにストレスが加わり起こすのが4月病です。

この4月病は、やる気が必要以上に出てしまうと心身のバランスを崩して

起こります。 4月病では不安感やイライラ、 アセリ、 憂鬱な気分といった

症状になります。 これに引き続き起ってしまうのが、 5月病です。

5月病の主な症状は下記のようになります。

(1)不安感

(2)焦り

(3)抑うつ

(4)無気力

4月病で必要以上の無理をしていると5月の連休明けに精神的な落差に

より激しくなり、 5月病を招くということが多々あります。

5、疲れたらまずは深呼吸をしましょう

このような4月病や5月病にならないためには、もちろん運動やバランスの

良い食事、 長めの睡眠がいいにこしたことはありません。 それは徐々に

できるものから実行していただくとします。

しかしすぐにできない場合もあるので最低限の次のことを心がけま

しょう。

(1)深呼吸

  疲れたと思ったらまず深呼吸をしてください

  深呼吸は副交感神経の働きを促し、 体調を整えます

(2)休憩をとる

  頑張ったあとには日中でも、数分でもよいので休憩をしましょう

  休憩は日中だけではなく、 ぬるめのお風呂に長めにつかったり、

  照明を落とした部屋で静かな音楽でも聴きながらゆっくりすごし

  てもよいです。 また、ゆっくり散歩なども効果的です。

  最近散歩にでていない方はまずは散歩に出てください。

1、日々のストレスや不規則な生活は精神的な不安につながる

日々のストレス、不規則な生活により、食欲の減退、気分の落ち込みや睡眠障害に

なっていませんか。 そんな時、胃がもたれると感じたり痛くなったりしていま

せんか。そのため胃薬を飲んで取り敢えずしのいだりして、胃弱が慢性化して

おられる方が多くみえます。 胃のもたれや痛みは元気が出せなくなり、体の

だるさや精神的な不安につながり日常生活に支障をきたすことになりえます。

2、食べ物をエネルギーに変える胃腸の機能

東洋医学では体内に肺 ・ 脾 ・ 心 ・ 肝 ・ 腎の五臓がありそれぞれが調和して

機能をはたしているとしています。その中で「脾」と胃は表裏関係にあると考えて

おり、胃が不調の時は「脾」も不調としています。 体内では胃で受け入れた食べ

物を小腸で形をエネルギーに変えて、「脾」が全身にそのエネルギーを行きわた

らせる役目をつかさどっています。ここでいうエネルギーとは東洋医学でいう

「気」のことで、生命を営むエネルギーのことです。東洋医学では「気」は胃腸で

生成されると考えられています。その機能が弱い方は脾胃虚弱になっている

ということです。 脾胃虚弱では胃腸が弱っているので食べ物を受け入れて

エネルギーに変える機能が弱く、 また脾も弱っているのでエネルギーを行き

わたらせる機能が弱いということです。

3、胃腸は元気の源

胃腸の働きが悪くなったり、腸内環境が悪くなったりすると、全身にエネルギーを

行きわたらせる機能が弱くなり、エネルギー不足になります。 つまり生命活動

を営むエネルギー、 すなわち「気」の不足になります。 それが体のだるさや

精神的な不安を感じさせてしまうと考えられています。 そのことが疲れやすく

元気の無い体にしたり、 やる気も出ない、 くよくよする、 落ち込むといった

精神状態を引き起こしてしまいます。 それに対して胃腸が調子のよい人は食欲

があり、エネルギーに満ち溢れて元気な方です。 胃腸の良好な調子なくして 

元気はあり得ないのです。 ですから、胃腸を健やかに保つことは健康を守る上

で大変重要なのです。

4、腸の活躍

近年、 免疫機能を体の中で一番持っているのは腸だということが解ってきま

した。 小腸には体内の免疫細胞の60%以上が存在し、 腸を健康に保つことは

病気や老化の予防につながり、 美容には腸を元気にすることが欠かせない

と考えられるようになってきました。 免疫力を向上させて、生命活動を営む

エネルギーを産生し、体中の細胞を若く保ち、体の健康を維持するには胃腸の

活躍なくしてあり得ないことで、胃腸を元気に保つことが必須の条件です。


5、胃腸を元気にして健康維持

胃腸が悪くなったときに飲む薬では、その場しのぎに過ぎず健康にはなれませ

ん。東洋医学では西洋医学で異常がないと言われ、健康ともいえないが病気

ともいえない状態を「未病」といいます。 食欲がない、体がだるい、肩がこる、

なんとなく調子が悪い、といった症状を改善していく考えがあり、「未病」の治療

をして健康維持していくことが予防医学に、東洋医学すなわち鍼灸はつなげる

ことに効果があります。

6、胃腸を元気にするには

鍼灸では血行を良くして、体全体の水分量を調節し、体を温め、胃腸を元気にし

免疫力を向上して、五臓(肺脾心肝腎)の機能を高めて、体の機能維持に効果を

発揮できる医療なのです。

去る2月18日にこのセミナーを行いましたが、たいへん好評で、

もう一度行ってほしいと要望があり第2回目を開催させていただきます。

1、こんな人に最適です

 (1)自宅でお灸をしてみようとしたが、どこへどうすればよいのかわからない方

 (2)お灸をしてもあまり効果があるように思えない方

 (3)お灸の熱さをどこまで待てばよいのかわからない方

2、こんな症状をお持ちの方に最適です



3、セミナー内容

 (1)お灸の効能説明

 (2)ツボと期待できる効果説明

 (3)お灸施術実習     

                  費用;¥1,500

4、日時

  3月18日(日) 午前 10:00~12:00

5、場所

    ひょうたんやま駅前鍼灸院

6、アクセス



ひょうたんやま駅前鍼灸院まで電話予約お願いします


自宅でできるお灸のセミナーを開催します。

1、こんな方はご参加をお願いします

 自宅でお灸をしてみようとしたが、どこへどうすればよいのかわからない方

 お灸をしてもあまり効果がないように思える方

 お灸の熱さをどこまで待てばよいのかわからない方

2、セミナー内容

 (1)お灸の効能説明

 (2)ツボと期待できる効果説明

 (3)お灸施術実習 

3、日時

 2月18日(日) 午前10:00~12:00

4、費用 ¥1,500

5、場所

 ひょうたんやま駅前鍼灸院

 住所;名古屋市守山区西新7番5号

   名鉄瀬戸線 瓢箪山駅 南口すぐ前

 TEL 052-795-7855

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