胃腸不良や疲労感、その症状、秋バテではないですか?

1、10月になっても身体がだるい、その症状は秋バテかも

最近、暑さが和らぎ過ごしやすくなるはずの秋になって、

心身の不調を感じる「秋バテ」の人が増えています。

女性の方が男性よりも多いのですが、女性の50.8%が

秋に不調を抱えます。 また、 秋に不調を感じた人の

約9割は夏から継続して不調を抱えています。

2、秋バテの症状

秋バテは暑さが一段落して過ごしやすくなる秋口になっても

身体のだるさ疲労感食欲不振などを抱えている状態で

す。秋バテの主な原因は①高温多湿 ②冷房冷え 

③紫外線 ④胃腸の冷え ⑤寒暖差などあります。

これらが起因して自律神経を不調にさせて秋バテを起こ

してしまいます。

3、秋バテの対策は?

秋バテの対策としては冷えを防ぐため正しく入浴すること

です。 熱いすぎるお湯では、 刺激が強すぎるために

身体の芯まで温まらず、 入浴後に汗をかいて体が冷えて

しまうばかりか、 かえって自律神経のバランスが乱れて

しまいます。 炭酸ガス入りの入浴剤を使うと、 炭酸が

血管を拡張するため、 効率的に血行をよくしてくれます。

4、疲労感はどこから?

過度の仕事や運動、 大量の紫外線、 精神的ダメージや

不眠など、 心身のストレスにより、 活性酸素が大量に

発生します。 活性酸素は、 細菌の攻撃から身体を守る

ために必要な物質ですが、 増えすぎると細胞機能の低下

や組織損傷を引き起こし、 疲労感やパフォーマンス低下

などの症状が起こります。

5、疲れの真犯人は活性酸素

私たちの細胞には血液によって栄養と酸素が運ばれ、 

その栄養を酸素で燃やして、 活動のためのエネルギーを

作っています。 酸素が燃えるときに生じるのが活性酸素

です。 通常は身体に備わる抗酸化力が働きますが、 

活性酸素が過剰になると「酸化ストレス」状態になり、

疲労感がでてきてしまいます。 疲れがたまるとは体内の

活性酸素が増えすぎている状態です

6、お風呂で疲れが取れるのはなぜ?

入浴には次の3つの効果で疲れを取る働きがあります。

①温熱効果

入浴すると身体が温まって血行がよくなり、 体内の老廃

物や疲労物質が排出されやすくなるので、 疲労回復に

つながります。

②水圧によるマッサージ効果

入浴すると身体に水圧がかかり、 静脈の血液やリンパ液

が心臓に戻され、 疲労物質が排出されます。

③浮力によるリラックス効果

身体が浮力に支えられて軽くなるため、 筋肉や関節から

力が抜けて全身の緊張がほぐれて、 疲れを和らげます。

以上のことより、 正しく入浴して疲れを取り、 10月

を楽しく過ごしましょう。